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チジニ「ドラマは大衆性、映画は意外性」

[ノーカットインタビュー] 最高のハードボイルド映画「壽」のチジニ


「観客たちが、そのようにしてお金を出して劇場へいらっしゃるのに、毎度全く同じようなイメージとキャラクターをお見せすることは出来ないでしょう。」

チジニの最近の映画作品「Perhaps Love」「女教授の隠密な魅力」「古い庭園」、そして22日に封切りした在日韓国人崔洋一監督の「壽」まで、一度もドラマとCFで見られた、正しくて優しくて柔らかい男性のイメージとは距離が遠い。ミュージカルが加味された実験的映画、チンピラ漫画作家、運動圏の無期囚、そして請負殺人業者キャラクターだ。こんなキャラクターの面々さえ見れば、彼は主人公と言うより多様なキャラクター訓練をしている盛りの助演俳優のようでもある。

彼はもう、ドラマ「大長今」と「春の日」などを通じてスター演技者で背伸びした状態なのにだ。チジニは自分のこのような試みと努力に対して「ドラマでも CFでも見られた私のイメージを、映画でまでもお見せする事はあるのか?それは一種の怠惰と怠慢と思う。」と打ち明ける。

映画的には、自分をもう少し実験的に"行かない道"で自らを導きたいという俳優としての欲心をずっと表出して来たし、今までよく守って来ている。先立って列挙した映画が持つ作品的意味と評価があるが、興行面ではあまり良い成績ではなかった。「まだ、やってみなければならない演技があまりにも多くて、まだもっと熱心にしなければならない段階。」と話して身を低める。

それで彼が、今度新しく出した新作「壽」がそれ程不慣れに近付かない。 "ハンサムな殺人請負師の双子の弟復讐記"を扱った「壽」で彼は"生アクション"でまるで野獣みたいな姿を繰り広げた。

撮影の後、ずきずきと痛む肉体の疲労感を楽しんだ

崔洋一監督はチジニを選択した。事情はとにかく、結局チジニは韓国映画では易しく接し難い"強い"映画「壽」を責任負う主人公に出た。日本内でも終始一貫して強く押し通す野性強い監督で有名な崔洋一監督の"悪名"高いスタイルが与える恐怖感があったが、チジニは別段体感することが出来なかったと言う。

崔監督の前作「血と骨」は日帝時代、大阪に移民に行った在日韓国人の毒気に満ちた生を描く作品。我が国で封切り当時にも、勧善懲悪、ハッピーエンドの典型的公式とは軌道を異にする主人公の生の観察と陰湿な結末が、観客の心を重くして不慣れな衝撃を与えた。

「あまり監督様の"名声"に対して怖がることはありませんでした。現場でお会いした監督様は、かえって映画に率直な方であって、我を張る方ではなかったのです。あまりにアクションが多く、暴力が多いから初めは緊張はしたが、既存の映画のように合をあらかじめ合わせるなどというのではなく、実際のような状況をカメラに盛り出す過程でした。そうしてみると、終わってからは全身がずきずきと痛みました。そのだるい披露が密かに楽しんだ程でしたよ。」チジニも崔監督の前作「血と骨」を3回に渡って、かろうじて見た。

「私たちの映画は、それよりは易しいですね。こんな映画がほとんどありませんでした。観客の立場では新しい感情のカタルシスを一度感じてみるに値するという自信感があります。何か心臓が重苦しいと言うか...ハハハ。」このように話すが、チジニの「壽」は目の玉が抜かれて鮮血が散り乱れ、乱雑で死に物狂いで争う"実戦"の雰囲気が荒々しくスクリーンに映った。「むしろ悲しかったです。"壽"の復讐は台詞で伝達するのではなく、全身でしなければならなりませんでした。その原因が何かが理解されると、その生に満ちた戦いは恐怖より悲しみでした。」

意外性が与える魅力を一生続くことを

崔洋一監督の映画的主流に逆う意外性はチジニと触れ合った。それは今までチジニが毎作品を選定してして来たこととも繋がる。「私をキャスティングして作品を一緒にするようにしてくれた監督様たちに本当に感謝しています。まだ私は完成された演技というより、階段を上がるところだと思います。40歳を越せば、もう少し柔軟な姿が現われるかもしれませんね。そして、こんなキャラクターと作品の意外性が、結局新しいことを追い求める私の姿だと思い、一生努力と姿勢を引き継ぐことが出来ればと思います。」

チジニは一方で、自分よりもっと演技の上位にある俳優たちが、もっと実験的努力をしてくれたらと思う希望も現わした。それでこそ、映画的多様性がより一層豊かになるという考えの為だ。

在日韓国人として日本で暮らしながら、映画監督協会会長まで上がった底力のある崔監督の姿には、事前に徹底的なリハーサルに充実な日本人監督の姿が濃かった。しかし彼が一瞬一瞬に照らす情緒は、物寂しくて韓国的だったとチジニは明らかにした。「多血質だから、たまに雰囲気が緊張されたりもしたが、言葉で表現し難い韓国人の情緒は確かに感じられました。」

チジニは「船は去ったる」「いつもそうだったように、これからは観客が答える順番。」とにんまりと微笑んだ。

ノーカットニュース放送芸能チーム/ナムグンソンウ記者 socio94@cbs.co.kr

写真/オテイル記者

[ノーカットインタビュー] 2007-03-26 1:28:45
http://www.cbs.co.kr/Nocut/show.asp?idx=469758

2007-03-27 17:24:10

  
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