映画「壽」を演出した崔洋一監督の独特の作業方式が公開されて興味をそそっている。
「血と骨」で有名な崔洋一監督は、ハードボイルドというジャンルの巨匠と呼ばれる在日韓国人監督。暴力が横行した乱舞する血まみれの映画を作る監督らしく、演出スタイルもよほど荒々しいことと知らされて、多くの韓国スタッフたちが超緊張したという裏話だ。
予想したように多いスタッフたちが、崔監督の作業スタイルに耐えることが出来ずに撮影中に倒れたし、それらを充員する為に撮影が1〜2週ずつ立ち止まる事も茶飯事だった。
一番異彩なのは‘モニター接近禁止’だった。監督がモニター半径 3m 以内に誰も近付くことが出来ないように言い渡したのだ。
韓国では撮影後、俳優とスタッフたちがモニターの周りに集まり、撮影場面を見て多様な意見を出すのが普通だが、まっすぐな崔洋一監督には想像することが出来ない事だった。 モニターは監督の専有物だと思ったのだ。
別に考えなしにモニター近くにどっと寄り集まったスタッフたちは、崔洋一監督の怒号を聞かなければならなかったし、酷い日には椅子などの什器が空に飛び回る日もあったと言う。あるスタッフは「韓国と日本両国の文化差の為、撮影初盤部には氷河期がたびたび来た。」「撮影場もハードボイルドそのものだった。」と仄めかした。
チジニ・カンソンヨンも「撮影途中、一度もモニターを見ることが出来なかった。」「しかし、お互いを信頼した瞬間からは、どんな問題にもならなかった。」と言った。特にカンソンヨンは「監督様に初めて会った日、シナリオの惜しい点に対して率直に意見を提示したが、後でその言葉を聞いた人々が ‘お前が無事で幸いだ’と言った位だった。」と胸をなでおろした。
監督に対する第一印象がとても強烈で「ヤクザみたいだった。」というはチジニも「あまりに名声が持ちきりな方だから、撮影前には足一本くらいは折れる覚悟をした。 実際、喧嘩を要求する監督様の為、アクション場面を撮っている途中、何回も失心直前まで行った。」と打ち明けた。
キムボムソク記者kbs@jesnews.co.kr 写真=ヤングァンサン記者
[日刊スポーツ]2007-03-15 10:13
■チジニ、荒々しくて冷酷な男になって帰って来る。
[dailyseop]2007-03-15 13:56:00
http://www.dailyseop.com/section/article_view.aspx?at_id=54435
2007-03-19 21:08:40
|